新刊★切り絵アンソロジー【斬り合い:2011】
こちらは、以前からご案内させていただいております、切り絵アンソロジーです。
特設詳細ページはこちらとなっております。
http://tsubameyado.iaigiri.com/kiriai2011.html
そして、ここからが今回新発表の情報となります。
new!!新刊★幽香夏うちわ
今年の夏も、うちわを発行します!
今回は、両面フルカラーの、両面幽香柄です。
両面フルカラーなのですが、ちょっと贅沢なことをしてみましたw
うちわ、個人的に好きなのです、夏らしくて。w 実用性もありますしね。
いつかの夏の一般参加の日に、どれだけうちわに、助けられたことか……。
2010年度に当サークルが発行したうちわをお持ちの方には、ちょっといいことがあります……!
きっと暑いと思いますので、是非うちわをお持ちください。
もしかしたら直筆一点物のうちわもあるかもしれません……と 当日まで、やれるだけ、頑張ります!!
new!!新刊★眩暈星蓮
こちらが、今回の個人新刊となっております。
一応、R-15です。 一応、というくらいかもしれませんが……;
ある種のフェチズムに傾倒した本になっております。
自分が初めて出した東方の本に、「永夜わずらい」というのがありました。
結果、それとはまた違った雰囲気になったのですが、そんなコンセプトの本です。
普段の自分をご存知の方から見ると、ちょっと違う感じかも、それともそんなことはないかもしれません。w;
なので今回も小部数で、こっそりと発行する予定です;
あなたの眼には、どれだけのことが視えているのかしら。
お姫様は、千のナイフに刺されて死んでしまいました。
そこに愛が存在するかどうか。
絶対の信頼による陶酔の幸福。
終わらない夏の夜の、いやに蒸し暑い空気。
その靄のかかる、月影に咲く花。
重い影。
今度は、星蓮の花を一つ一つ、花開かせていく。
……というか、突然星蓮船本ですみません……;
この本は、ずっと前から出したかったものなのです。それこそ、永夜わずらいを作った時には、既にこの本のタイトルが決まっていました。
こういう世界もあるのかな、と思っていただけたら幸いです。
願わくば、あなたにも気に入っていただけますように。
新作グッズ、直筆色紙も、可能な限り、当日まで頑張ります!!
先日名古屋で展示していた、大きい輝夜と妹紅の色紙も今回は展示即売予定です。
ご覧になっていただけるだけでも、是非お越しいただければ幸いです。
既刊に関しまして、風神録本が、残り数冊となっております。
個展のはがきも、配布させていただく予定です。
原画ももちろん、持って行きます!
今回の原画は、今までとはまた一味違っておりますので、お楽しみに!
夏に一度のこのお祭を、あなたと一緒に楽しめますように。
結局、月曜日に更新する予定だったものが、今日になってしまいました。
しかし、書きたいことはたくさん、ありすぎるくらいにあるのです……!
そうしたことを、夏コミ、及び個展の準備をしながら、まとめて書けていけたらと思います。
まずは、先日ちょっとお話していた、七夕の結果です!
……七夕、と言うには、8月7日すら大きく過ぎてしまっていて、申し訳ないものですが;
七夕短冊は、最終的にこんな形になりました!!
日本語の短冊が多いように見えますが、フランスのJapan Expo 2011に出展した際に、フランスの現地の方に書いていただいた短冊もたくさんあります。
フランスの皆様、日本語自体も達者でありましたし、更に漢字を、しかも筆で書くのが本当にお上手で驚きました……!
・・・そして、短冊の量が多すぎて、笹が見えなくなるどころか、重過ぎて自立しなくなる程でした;
なので裏の林にある笹に吊るして短冊を撮影しようかと思ったりもしたのですが、野生の笹は葉っぱがあまりにギザギザしていた上に、背が高すぎて断念しましたw;
そして、書いていただいた短冊の中から、特に思い出のある短冊をご紹介させていただこうと思います!
(……と、写真を撮影していたら、本当に多くの短冊に、それぞれ思い出がありすぎて困りました;)
まずはこちらの短冊から!
なので、無事に切り絵アンソロジーはもちろんのこと、個人新刊も出せそうです;
個人新刊情報は、また改めて後日(月曜日くらい)に掲載できればと思います。
結構マニアックな本になっておりますw
と とりあえず 今日は休みます……;
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明日は8月7日、旧七夕です!
そして、Tsubameyadoでは、6月末~7月始めのイベントにて、お会いした方に、笹に吊るすための短冊を書いていただく! という七夕企画を催しておりました。
それについてもその頃に、また改めて書けたらと思います。
・・・本当は7月7日にそれを書けたらよかったのですが、その頃はまだサイトの更新方法も知らない状況でした;
(※もちろん、願い主の個人特定などは出来ない形での掲載予定です。念のため。まあ皆様、ネタばかり書かれていますがw)
そういった「願い事」、って不思議なものだと思います。
そして、とても大事なものだと自分は思っています。
例えば、神社に行き、賽銭箱にお賽銭を入れ、かしわ手を打ち、合掌する時、あなたは何を願いますか?
想像してみてください。
・・・
願い事、考えましたか?
その願いって、今、自分が一番、本当に、叶えたいと願っている願いなのではないかと、自分は思うのです。
「今」、まさにこの時の自分が、周りを気にせず、本当に素直で純粋な気持ちで願う、願い。
そしてきっと、その願いこそが、これからするべきことを示してくれているのではないかと思うのです。
自分が今、何をしたいのか。何を一番大事にしているのかを、改めて認識できるのではないかと思うのです。
だから、自分が何かを願い、瞑目を解く瞬間には!
その願いが、まさに自分への「決意」に変わるように、気持ちを新たにしています。
今、自分が一番、何をしたいのかを見極めるために、そうした「願い事」って、とても有効ではないかと思うのです。
……この七夕企画は、そうしたことを考えたり考えなかったり考えなかったりして立てた企画です!
・・・なんて、自分はただ、昔から誰かに楽しんだり喜んだりしてもらえるようなこと、誰かと一緒に遊べることを考えるのが、好きなだけなのです。
この七夕企画にご参加くださった方にも、少しでもこの企画を楽しんでもらえていますように。
願いを込めて。
自分は結構、「手紙」を書く方ではないかと思います。
情報を伝えるという点においては、紙の手紙と電子メールは、同じ目的なのかもしれませんが、
やっぱり違うものではないかと自分は思っています。
(・・・単純に、自分が電子的な文字を打つのが苦手という部分も少なからずあります;)
今使っている便箋の表紙に、こんなことが書いてありました。
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The letter does not hurry up an answer.
The handwritten letter has warmth.
The letter will not disappear.
I like to exchange letters.
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お返事が、もらえたらそれはもう嬉しいに越したことはありませんが、書ける時間がある時に、気が向いたら、もしよければお返事をもらえたら、嬉しいです。
・・・
自分からの色々なお返事やなんかがとても滞ってしまっていて、本当に、申し訳ないのです……;
とりあえず、週末までに頑張ってこの一山を越えます……;
今回、切り絵アンソロジー【斬り合い:2011】では、
『「心」という共通テーマについて、ポストカードサイズの作品を作る』
という企画を設けました。
斬り合いでは初めての、いわゆる「お題企画」です。
こちらは、自由参加の企画だったのですが、思っていた以上に多くの方にご参加いただけました。(ありがとうございます。)
テーマが「心」、ということ以外は、題材など、自由に描いていただいたのですが、
集まった作品を拝見して、想像以上に、この企画をやってよかった、と思えました。
「心」、という同じテーマなのに、一人一人、こんなに違いがあるのか!! と……!
ああ、この人らしいなあ、という作品もあれば、どうしてこうなってしまったんだろう!?と、とても深く考えさせられる作品もありました。(そんな作品ばかりでしたw)
一人一人の多様性、それが本当に、面白かったです。
だって、「心」って、目に見えないものですからね。
目に見えないものを表現して、描こうとすること。
今回、「心」というテーマにしようと決めたのは、自分です。
心の存在を、証明することはできません。
しかし、自分の心は、確かにここにあるはずなのです。
そう、きっと、あなたの心もそこに。
お題企画をやろう、ということ自体は、前回の斬り合いの時点で決まっていましたが、
このテーマにしようと決めたのは、丁度、東日本大震災の直後でした。
今回、多くの人が、少なからず自分の命、誰かの命、というものを意識したのではないかと思うのです。
どんなに文明が発達しても、ヒトは魂だけで生きているのではないこと。
そんな時期に決めた、テーマでした。
実は、このテーマ企画のテーマは、初め「感情」というのも、候補にありました。
でも、最終的に「心」、というテーマにしました。
「心」を描くことと、「感情」を描くことの違い……
「感情」、ってやっぱり、ヒトを主体にしたものではないかなあ、と思ったのです。
しかも、限りなく「自分自身」に近い、ヒトを主体にしたもの。
ヒト以外のどんな存在を描いた場合でも、そこに少なからず自己が強く投影されてしまうのではないか、と思ったのです。
それよりは、「心」、という本当に、ある意味で、概念だけの存在。
こんなに身近にあるはずなのに、伝えるのが、理解が、難しいもの。
それを、一人一人がどう描くか、見るほうが楽しみだったのです。
……このテーマ決定には、そんな思いがあった、という裏話です。