遅ればせながら原稿中の息抜きにブログ更新です。
先日紅楼夢9の当スペースにて筆と墨でライブペイントしておりました衣玖さんです。サイズはB3サイズです。

天子にしようかと思ったのですが、今回はそこを敢えて外して衣玖さんにしてみました。
衣玖さんはケープと大きなフリルのせいで、ともすれば体のラインがほとんど隠れてなんだかよくわからない感じになってしまいがちかと思うのでそこを気を付けつつ、羽衣のダイナミック感も失わないように描きました。
衣玖さんは色合いの加減も難しいキャラなのですが、上手く赤色の華やかさと、かつ落ちついた渋さを表現できたと思います。
髪の毛の色も、衣玖さんの髪の毛は天子の青より紫に近い、しかし完全に紫色ではないという微妙な色なのですが、混色で上手く再現できました。




紅楼夢当日はたぶん多くの方にご覧になっていただけたのではないかと思います。
(いつも私は絵の方を向いているので、どのくらいの人が見ているのかわからないのですが)
ライブペイントというのは当然ですが観られるものなので毎回身が引き締まる思いですが、だからこそその場によって出来上がるものが違う気がします。ある意味で会場の空気を取り込んでいるのかもしれませんね。
今回も皆様のお蔭で満足のいくライブペイントが出来ました。

 

遅ればせながら日曜は大⑨州東方祭お疲れ様でした!
考えてみれば、今まで神霊廟組をほとんどライブペイントで描いたことがなかったのに気が付いて、今回は神霊廟から青娥をライブペイントしてみました。
これまでわざと色紙やライブペイントで横顔の構図は描いていなかったのですが、横顔もなかなかありですね。
透明感のある青娥を描きたかったのです。

しかし、今回大⑨州で買い物や挨拶などをしていたら時間が少し、足りなくなってしまって・・・
本当はこの絵に、満天の星のようなイメージの背景も、描きたかったのですよね。
それが心残りだったので、上の状態でも完成といえば完成なのですが、ちょっと背景を書き足しました。
それがこちらです。


 

せっかくなので、普段は確実に会場を汚してしまうので出来ない技法「スパッタリング」で、ホワイトを散らしてみました。
ほぼ背景に色を塗り足しただけですが、印象は随分違うのではないかと思います。

この青娥はこうして塗り足したこともあり、10月の紅楼夢にまた持っていこうかと思います。
そうなのです、9月のイベントラッシュを抜け、いよいよ次は紅楼夢です。切り絵東方タロットも、出来たら複数枚進められればと思います。(もちろん、大⑨州で完売してしまったⅡ:女教皇パチュリーも再版します。)

今回は諏訪風神祭なので、ライブペイントは早苗です。サイズはB3ですね。
海を割る感じにしてみました。
私の中で常識に囚われない印象のある早苗さんですが、格好良い早苗さんもありでしょうか?
頭のモコッとした感じにもこだわってます。
スキャンするとかなり白とびしてしまいますね・・・

原稿を入稿し終えたノリでひっそりと下書き無しの切り絵でクッキークリッカーの反物質グランマを作ってみましたw
地味に細かい丸が大変でした・・・w
grandmaパワーに無限の可能性を感じていたら、ついにこうなってしまうとは！
おばあちゃんは偉大ですね～。

9月8日の紅のひろば10でライブペイントしていた美鈴です。
今回、たまたま持っていたイラストボードがキャンソンボード(キャンバス地のような質感のついたボード)で、思いのほかそのキャンソン目が味のある主張をしていたので、絵の方はちょっと渋めにシンプルな感じに抑えました。

それとすみません、「Ⅹ:運命の輪」はやはり週末までに間に合わなかったので諏訪風神祭では何か代わりのものが出せたらと思います・・・。