モニター越しの、そこにいるあなたへ。
2013.11.14 Thu
地底の読心裁判-上告-新作
東方切り絵クリアタロットカード
Death:小町
なんとか、入稿が間に合いましたので週末の川崎での地底の読心裁判では新作東方タロットカードを二種(吊るされ人&死神)お披露目できそうです。
右上は元となったウェイト版タロットカードの図案です。
東方で「死神」といえば小町しかいないわけですが、ここは順当に小町をあてました。
「死神のカード」なんていうと、とても不吉でネガティブなイメージしかなさそうですが、死神のカードというのは「終わりと始まり」を表すカードでもあります。
そのためには自分自身の力で一度死に、生まれ変わる覚悟を持つ、ということです。
ウェイト版タロットでは白馬に乗る甲冑の骸骨の足元に王(Ⅶ:戦車?)が倒れていたり、子供や処女などがひざまづいていたりしますが、今回はそれを彼岸花に依る魂としてまとめて描いています。このカードは試練のカードというわけですね(足元にいるのは死神の試練に敗れた人たち)。
大アルカナ22枚全体で、0から始まる21までの人間の魂のステップを描いているとする考え方もあります。それで考えれば、私の東方タロットカードも13まで来て一つの節目を迎えたといえます。
マルセイユ版タロットカードでは、タロットカードの各ネームプレートに書かれている「Death.」の文字がネームプレートごとないのですよね。
その名前を書くことすら不吉で恐れられたというわけです。
とても格好良くみえてしまう演出ですが、私の東方タロットはウェイト版なので他のものと同じように通常のネームプレートです。
ⅩⅣ:節制、テンペランスのカードからは新しい世界が始まります。
私のタロットではマルセイユ版タロットの衣装が元になっていると噂される彼女があたる予定です。
まずは、週末の読心裁判ですね。