モニター越しの、そこにいるあなたへ。
2013.10.09 Wed
なんとか切り絵東方タロットカードシリーズ「ⅩⅠ:正義」が間に合いましたので、無事に紅楼夢で発行できそうです。
今回も現物が届くのが当日なので現物の写真を今すぐにはご紹介できないのですが、今回もタロットカードシリーズとしてなかなかいい雰囲気に出来たと思います。
右手に悔悟の棒、左手に浄玻璃の鏡を持ち椅子に座っています。その後ろには智慧を象徴する紫色のベールがかかっています。
左右に立つ柱も、アジアの寺院建築の配色などを参考に着色しました。
現物は今週末、紅楼夢にてご覧ください!(私も現物を見るのを毎回楽しみにしています)
2013.10.08 Tue
今回の切り絵東方タロットカード「ⅩⅠ:正義」の下書きです。
二本の柱の間に映姫が座っています。
ウェイト版からの構図のイメージとして、「Ⅱ:女教皇」と対を成す感じになっています。
「Ⅱ:女教皇」パチュリーがちょっと洋風なので、このカードはアジア風にしたいですね。
2013.09.27 Fri
こちらは先日の大⑨州東方祭8で頒布した切り絵東方タロットカード「Ⅹ:運命の輪」レミリアです。
完成したクリアタロットはこんな感じになりました。紅い背景の部分に光が透過する仕様です。
「Ⅹ:運命の輪」切り絵制作過程とカード解説はこちらのブログでどうぞ
これまで、赤い背景は「Ⅳ:皇帝」の神奈子が居たのですが(ウェイト版タロット「皇帝」のカードは赤い背景ということになっています)、神奈子の夕陽のような渋く深い赤に比べて、こちらのレミリアの赤はとても鮮やかな赤になっています。
このレミリアのカード一枚を単体で持っていても格好良い感じに仕上がったのではないかと思います。
2013.09.20 Fri
大⑨州東方祭8新作
東方切り絵クリアタロットカード
THe Wheel of Fortune:レミリア
日曜に北九州・小倉にて開催されます大⑨州東方祭8にサークル参加致します。
切り絵東方タロットカードシリーズ新作は、第十一弾「Ⅹ 運命の輪:レミリア」です。
今回もタロット現物が届くのが当日のため、現物の写真がなくてすみません!
今回の図案は、タロットカード全22種類の中でも一、二を争う難易度の高い図案でした。
運命の輪の周囲を反時計回りにミゼラブルフェイトの鎖が走っています。
レミリアはグングニルを抱え、四隅をコウモリが取り囲んでいます。
タロットカード「運命の輪」の元の図案(ウェイト版タロットの図案)はこちらです。
こんな感じになっています。
このカードである意味で一番目立っている、右下の赤色の犬人間のようなものの扱いにとても苦労しました。
この赤い犬人間はエジプト神話でも有名な神「アヌビス」で、上昇しています。
また、反対側に描かれた黄色い蛇は不死の怪物「テュポーン」の意味です。逆に蛇は下降しています。
この、アヌビスの脚線美というかプリけつをどうしたらいいか悩みました。(一時期は本当に咲夜さんでした)
結局、ミゼラブルフェイトの鎖をそれぞれの移動している向きとすることによって表現しています。
必要な要素を汲みつつ、東方タロットカードとして持っていて格好良いデザインになったと思います。
運命の輪のカードの意味はまさに「運命、幸運、必然」です。
恐らくですが、レミリアの変わった形の曲線のブローチはこの運命の輪(その更に元となった「大いなる神秘の鍵」の運命の輪の挿絵)が元ネタとなっているのではないかと思います。(あくまでも私の予想ですが)
そんなこだわりの東方タロットカードを、是非ご覧になっていただければ嬉しいです。
今回は早めに九州入りで、今日の朝には出発です!
今週は秋晴れなようで、嬉しいですね!
2013.09.09 Mon
土曜日は秋葉原にて第九回森羅万象ノ宴、日曜日は蒲田にて紅のひろば10、ありがとうございました・・・!
どちらもあまり天候がすぐれない中のイベントで、日曜日はイベント終了時刻頃から雨が降ってきてしまって、駅に着くころにはざんざん降りでしたね。朝から湿気がすごい一日でした。
そんな中、夏コミ後すぐでありますのにいらしていただきありがとうございます・・・!
やはりPIOのイベントはなんだか落ち着きますね。
そんな中、私のサークルでも今回新作を出しておりました!
こちらのブログでも制作過程を上げておりました、切り絵クリアタロットカードの「Ⅸ:隠者」の紫です。
(枠を除く)紫以外の部分が透けています。
先日の魔法陣もこのように使いました。透過しています。
今更ですが、今回イベントに出てみて、「皆さんそもそも、元々のウェイト版タロットカードの柄をご存じないかも?」と思い、このようにウェイト版隠者と並べてみました。
タロットカードというものの存在自体は皆様もちろんご存じですが、なかなかその具体的な図柄を見る機会というのはあまりないのではないかと思います。
タロットの全ての大アルカナやその意味をしっかり言える方も、なかなかいらっしゃらないのではないかと思います。私がそうでした。
(ペルソナシリーズをプレイされている方ならご存知だったりするかもしれませんが)
このように、私の切り絵タロットカードはかなりウェイト版タロットの図案のモチーフの意味に忠実に作っています。
どうせ作る(&自分で持つ)ならちゃんとした感じのものを作りたい&持ちたいと思い、結構難しいこともありますが可能な限りウェイト版に忠実にしております。
「Ⅸ:隠者」の次は、「Ⅹ:運命の輪」なのですね~・・・。
運命の輪のカードのウェイト版の元の柄をご覧になっていただければおわかりかと思いますが、運命の輪のカードにはよくわからない幻獣がたくさん描かれていたりと、これをどうアレンジしよう?!という感じのタロット難関図案の一つです。
今回ライブペイントが終わった後にスケブも描いておりました!
(すみません、ライブペイントの写真をまだ撮っていないです森羅では影狼、紅のひろばでは美鈴を描きました)
個人的に好きなキャラを頼まれるのは、特に嬉しいですね。
先日ご紹介した、フルスクラッチフィギュアの顔振堂さんにもお会いできました!
こちらは顔振堂さん新作のフランちゃんです。くまのぬいぐるみをちゃんと持っているのが、すごい!!
くまの部分とは一体型ではなくて、別に作られた小さなくまのフィギュアをしっかりと両手で握りしめているのです。
スケールは月の宴の時の妹紅と同じ感じで、全体の安定感が抜群に増しています!
羽根も繊細なパーツですごいですね。
これを複製するのは大変だと思います・・・。
目に見えて成長されていて、私も精進しなくてはと思わされます。
そんな土日のイベントでした。ありがとうございます!
私の次のイベント参加は、15日の長野の諏訪風神祭2です。
長野に向かうことを考えるだけでも今から既に楽しみです!
タロット新作は間に合えば「Ⅹ:運命の輪」が出ます。頑張ります。