先日の下書きのs東方タロット「Ⅸ:隠者」の紫の切り絵が完成したところです。

ウェイト版の隠者は高い山の頂上に立っているのですが、クリア加工でスキマ空間の魔法陣の上に立たせたかったのでこの切り絵版には魔法陣は描かれていません。
東方永夜抄本編、結界組低速時の紫の周りに出る魔法陣の資料や素材がないか探したのですが、意外にも無いのですね。
なので、紫の赤魔法陣素材は自作しました。




もし何かに使えそうならですが、こちらの紫の魔法陣の素材はもし必要な方がいらっしゃいましたらこちらに置いておきますのでお使いください。
ただし、アナログ切り絵でとても簡単に作ったものなので縦横比などいろいろ均等ではないです。変形させると良い感じに遠近感が付きます。
魔法陣の雰囲気を出したい時にどうぞ。

さて今回は、東方タロット「Ⅸ:隠者」の下書きです。
妖々夢版衣装と迷ったのですが、白い導師服の紫です。
これまでのカードと比べるとかなりシンプルな図案ですね。
ウェイト版タロットでも随一の背景のシンプルさを誇ります。
それがよりいっそう、隠者の孤独感・孤高感を感じさせます。

1日は北海道での神居祭、ありがとうございました・・・!
今回、私本人は別件で不在だったのですが、いらしてくださった方々、本当にありがとうございました・・・!




当日は無事に切り絵東方クリアタロットカード新作の「Ⅷ:力(剛毅)」のアリスも頒布できました。

ここで言う「力」というのは、「power」ではなくて、「strength」の方ですね。
拳の力、物理的な武力ではなくて、知識や精神力のような心の強さといった感じです。

ウェイト版タロットでは、女性がライオンを優しく飼いならして、薔薇の鎖で繋いでいる絵が描かれています。私のタロットは、元のウエィト版カードの絵柄の意味を見ながらご覧になっていただくのも楽しいかもしれませんね。
私の東方タロットカードでは、蓬莱がアリスの膝に座っています。
ただ、よく見るとそれもアリスの左手で操られているのです。
そして、上海は無限∞の形になった花冠をアリスの上に掲げています。

次は、「Ⅸ:隠者」です。
隠者のカードは今週末のイベント(第九回森羅万象ノ宴&紅のひろば8)で頒布開始予定です。

前回制作していた「Ⅷ:力」のアリスの切り絵はこんな感じにクリアタロット用のデータになりました。

カード枠にどう収めるかも、一枚一枚調整しています。
今回は、窓の前の上海からアリス、それからその横の蓬莱というふうに視線が流れるように意識しました。
切り絵の時点で室内がかなり暗い(明かりが点いていないくらいの暗さ)になったのでどうなるかと思ったのですが、思った以上に部屋の中の空気を感じる良い雰囲気になりましたね。
クリアカード現物では、窓の部分だけが透けて、光が差し込むようになります。

こちらのクリア東方タロットカードは、今週末の北海道札幌にて開催の真・東方神居祭にて頒布予定です。
(今回も現物が届くのが当日なのでカード現物の画像がなくてすみません!)
初めの方の番号の東方タロットカードはいよいよ本当に品切れが近くなって参りました。

前回の東方タロット下書きはこんな感じで切り進みました。
窓から室内に昼下がりの陽が差し込んでいる感じです。
とりあえずここまで切り進んだので、これからどんな感じにしていこうか微調整をしていきます。