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2012.02.27 Mon
20120226_mokou.jpg

先日、ご依頼されていた妹紅の絵が完成しました。
(現在、他にももお待たせしてしまっている案件がいくつもあって申し訳ございません……!)

サイトのギャラリーにも、大きいサイズのものを追加しました。




20120226_eirin.jpg

そしてもう一枚、その方がご病気をされていたということなので、ずっと健康が続くようにと願いを込めて、永琳を描きました。
ゲルインクのボールペンで、ミニ色紙に描かれています。

何年ぶりかにペンで絵を描いたものですが、存外昔より上手く描けました、
かつて、
中学~高校生の頃は、私はペンで絵を描くのがとても苦手で、それで筆に走ったくらいのものです。


ペンで描いたことによって、筆や切り絵のタッチとは、また違った形を作り出すことができました。

切り絵には切り絵の、筆には筆の、ペンにはペンのタッチ、それぞれの画材の持ち味。
それぞれの画材には、それぞれの画材にしか出し得ないタッチが確実にあります。

その画材でないと、いけない理由。
他の画材では、それが描けない。
その線を「描けない(引けない)」、というよりは、「その線を、その形を作り出せない」のです。
(それはアナログ画材だけでなく、CGにもいえることです)

出来上がった線をそのままになぞることは出来ます。しかし、まさにその線を、まっさらな白いゼロから生み出せるか、というのは全く別の話なのです。
絵の巧拙、画材の種類に関わらず、それこそが、本当に大事なことだと私は考えています。


-------


そしてこの絵に、私はなにか文字を入れたい、と思いました。
とても考えて、この永琳に、こう添えました。


「いつも笑顔で」
と。


いつもいつも元気で、なくてもいいのです。

いつも笑顔で、
いつも笑っていていてください。

それと同時に、
私もいつも笑顔で、います。

一人でも、周りに誰もいなくても、きっと微笑みを、作ることはできます。
私もきっとその時に、笑顔でいますから
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